AWS Summit Japan 2025 Day 1 参加レポート
2025年6月24日〜27日 に上京し、いくつかのイベントに参加してきました。
今回は、2025年6月25日の「AWS Summit Japan 2025」の 1日目のレポートです
AWS Summit Japan 2025 Day 1
初日はキーノート、出展企業ブース回り、同僚の応援、AWS サポートブースでいくつかの議論などをしてきました
キーノート
長崎前社長の後を受けて新たに就任された白幡社長のご登壇からスタートしました。
3月の JAWS DAYS 2025 でも冒頭にお話をいただいていたので、コミュニティ界隈のメンバーであればお話を聞いていた場面はすでにあったのですが、AWS 公式のイベントでお話いただくのは今回が初でした。
今回はセッションタイトルにもあるとおり「ビルダー」という言葉を繰り返しおっしゃっていました。
NRI さんからのメッセージにあったキーワード「躊躇から行動へ」に対し、その行動を起こすビルダーを大事にしているとお話があり、ビルダー=変革を起こす、すべての人と位置付けておられました。
そして AWS は単なるテクノロジープロバイダーではなく、変革に寄り添うパートナーであるとのメッセージでした。
まもなくリリースされる Oracle Database@AWS や Amazon Elastic VMware Service ではこれまでに培ってきたシステムやその運用について維持したまま信頼性とアジリティを獲得するため、変革に寄り添うことに主眼を置いた製品の例として紹介がありました。
また障害が起こることを前提としたレジリエンスの提供を目的として Amazon Connect Global Resiliency を東京リージョン←→大阪リージョンで利用可能なように、大阪リージョンの申し込みが可能となる案内もありました。
さらに「社会の変革は一極集中ではなし得ない」そのため地域に根ざしたサポートを進めていくと日本の将来を支える「ビルダーの育成」にも力を注いでいくとの強いメッセージがあり、とても印象に残りました。
出展企業ブース回り
出展企業ブース回りですが、多くの出展企業様と競合関係にある立場から、ちょっと申し訳ないので、主にコミュニティ界隈でお付き合いのある友人知人を訪ねて歩く感じでした。


そしてトレノケートさんの皆さんは AWS Jam のスタッフも務められていたので知り合い全員に会うのに 5 回ほど訪れました
同僚の応援
協業させていただいている GitLab さんのブースで「Vibe CodingとCI/CDツールの役割」というタイトルで、兼安さんの登壇がありました。
応援というか賑やかしでに見に行ったのですがとても盛況でめくるスライドが常に写真撮影されているなど、熱心に持ち帰っておられる方が多くいらっしゃいました。


AWS サポートブースでのディスカッション
AWS re:Invent では製品担当部署のエンジニアと直接(ただし私は英語ができないのでその領域ではない)、AWS Summit では SA さんとお話しする機会が多くあります。
私の本業の会社でも SA さんと話をする機会はあるはずですが、私のロール的に話す場面が少ないので、こういったイベントはとても有益です。
日頃からお世話になっている(ご迷惑をおかけしている)AWS サポートのブースへ。
AWS テクニカルサポートエンジニアとして独り立ちするまでのプロセスについてや、オンボーディング、キャッチアップなどについて意見交換をしました。
いくつかのアイディアは持ち帰って検討していただけることになり、さすがお客様の声を聞く会社だなと思う次第です。

表彰など
APN Japan の独自認定であるいわゆる All Cert.(今年から 2025 Japan All AWS Certifications Engineers が正式名称)や、2025 Japan AWS Top Engineers、AWS Ambassadors、Japan AWS Jr. Champions の表彰がありました。


狙っていた Top Engineer には手が届きませんでしたが引き続き頑張ろうと思います。
そして、Japan AWS Top Engineers と Japan All AWS Certifications Engineers を 6 年連続維持し続けている強者として、NRI ネットコムの小西さんと、へーしゃの佐竹さんが受賞されていました。
お二人とも本当にすごい。
おつかい
残念ながら現地参加が叶わなかった同じ部署の AWS Ambassadors、Japan All AWS Certifications Engineers たちの SWAG の受け取りをしました。


後日みんなに渡そうと思うものの、いつ会えるんだろう?という気がしています。
おわりに
今回はセッションが後日配信されると聞いていたので、キーノート以外は現地でしかできない体験を優先にしようと思っていました。
特に協業先の会社さんのブースでの登壇をしていた兼安さんの活躍には刺激を受けましたし、AWS の社員さんと会話できる機会を最大限活かすことができて良いイベント参加だったと思います。