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AWS GameDay を初体験した話

2024年11月16日に JAWS-UG 名古屋支部にて開催されたイベント「JAWS-UG 名古屋 AWS GameDay がやってくる!10/21までに50人以上の申込で開催」に参加した際の参加レポートです。

GameDay とは

公式ページには「楽しく、ゲーム化された、インタラクティブな学習体験。」とあります。

詳細な内容は NDA の範囲にあり、あまりつまびらかにできないの(問題を知ってしまうとゲームとして成立しなくなる)ですが、複数人(通常4人1組)が1チームとなり、仮想のスタートアップ企業 Unicorn.Rentals が抱えるさまざまな課題を解決していくゲーム形式の AWS の学習体験です。

コミュニティ主導の大型イベント JAWS DAYS や AWS 公式の大型イベント AWS Summit の中でも開催されており、近くラスベガスで開催される re:Invent でも人気のコンテンツです。

名古屋での開催

上記に列記したすべてのイベントへの参加体験がありますが、いずれも人気殺到のため AWS GameDay への参加ができずにいましたが、今回 JAWS -UG 名古屋が開催するコミュニティイベントとして開催されたので、イベント公開から早々に応募しました。

ただ、開催にはある程度の人数が必要なようで、申込数が一定以上とならなければイベント催行自体の中止もありうるとのことでした。(イベント名に 10/21までに50人以上の申込で開催 とついている通り)

自分と同様に GameDay への参加をしたい有志は相当数いたようで 10月21日を待たずして開催決定の方向性が決まったことを記憶しています。(個人的にも名古屋へ行く良い口実でもあったので、開催されたのは本当にホッとしました)

GameDay に参加してみて

前述の通り、NDA の兼ね合いでコンテンツの詳細を記載することが叶いませんが、ある設定を持った企業が運用するサービスに対して、サーバレスやストレージ、データベースなどの技術的な要素、あるいはオブザーバビリティなどの観点から、さまざまな要求や課題が用意されていました。

それらをチームで一丸になって一つのテーマに取り組むもよし、手分けするもよし、といった感じで課題解決を進めていく形でしたが、課題の解決で加点、さらにサービスを停止させず運用継続できていると随時加点、誤りやヒントの参照で減点されていくような仕組みで最終的に保有ポイントが大きいチームが勝ちとなるルールです。

また、課題を解決するごとに新たな課題が生えてくることもあり、エンドの終了時間は変わらないのに課題が増えていくのもあり、悠長に構えていることもできないような印象です。

今回、私のチームは 15チーム中9位という結果だったのですが、開始早々にチーム全員で取り組んだネットワーク分野の課題の一つで大ハマりしていまい、4人全員で頭を抱え続ける時間が長くなりすぎてスタートでつまづいてしまった感じでした。

イベント中、回答は教えていただけないもののヒントをくださる AWS の SA さんが詰めてくれているので、早めにアラートを出すなり、2 x 2 のチームに細分化して、全員で悩み続けないような切り替えを早めにしておくのも手だったかもしれないと反省しました。
ただ、コミュニケーションを通じて同じチームメンバーが持っている知見を伺うことで勉強になる場面も多くあると思われ、そこも醍醐味だと思うので、1 x 1 x 1 x 1 のような結局一人作業 x 4 のようになってしまうのも違う気がするので、今回そうならなかったのは良かったと思いました。

体験をしてみて、自分があまり触らない技術要素に対して取り組むきっかけとなったり、AWS Lambda Power Tuning などのような未知のソリューションを知るきっかけになったりと、とても学びの多い体験でした。

あと2週間ほどで re:Invent ですので、現地参加できる方はぜひ、体験をしてみると良いかと思います。(若干チーム内での会話も必要と思いますので、日本人メンバーでチーム組成した方が無難かもしれないという印象はあります。)

結果

私が参加したチーム「9-tacobeya」は9位でした。
ただ、一時期14位くらいを低迷していたことを踏まえると、どなたかのご説明であった通り巻き返しのチャンスは十分あり、初速だけでは振り切って勝てないようなゲームバランスになっているのではないかと思われますので、一つ一つコツコツ解決していくことがキモなんだと思いました。

なお、チーム名が tacobeya なのは後述する会場でのネットワーク問題により、チームメンバーの4人中3人(私も含まれる)が、workshop の URL すら開けず、ゲームへのスタートラインにすら立てていない状況が続き、Wi-Fi の混線を避けるため危うく別室に連れていかれかけたことに由来します。

20241118_jawsug_nagoya_GameDay-01 20241118_jawsug_nagoya_GameDay-02

その他、雑記

今回、NECソリューションイノベータさんの NEC中部ビル をお借りし、電源タップはトレノケートさんからお借りした感じでイベント開催されていましたが、モバイルディスプレイなども持って行っていると、チーム内での共有にも使うことができ便利かもしれません。

また、現地でおおよそ 60人ほどの参加者が一斉にスマホでのテザリングで自身のノートパソコンを接続しにいく動きとなり、混線して用意された workshop 環境にたどり着けない方が多くいらっしゃいました(私もそのうちの一人)

私は、Mac + iPhone という環境を長く使っていますが、USB ケーブルを用いた有線接続をする方が、より接続がスムーズで速度も最も早くなるということを初めて知りました。
なお、Windows との間でも USB 接続によるインターネット共有ができるようなのですが、母艦の Windows に iTunes がインストールされていることが必要となるようでした

私個人は BYOD の端末かつ、個人用のローカルユーザー環境なので、ある程度自分自身での自由度があるのでなんとかなりそうですが、会社貸与の端末で参加するような場合は会場での回線の確保なども考慮が必要かもしれないと思いました。

第二部 LT 大会

ちょうど、AWS Lambda 10周年の誕生日付近だったため、Lambda をテーマにした LT 大会もありました。
私も登壇させていただき、以下の資料でお話ししました。

旅の思い出

新幹線で名古屋駅へ着いた頃

そのまま、名古屋めしを食べに行く。
迷うとアウトだと思ったので、フロアガイドを見て確実に辿り着けそうな「矢場とん 名古屋駅名鉄店」へ。

11時ちょい過ぎにたどり着いた時には9階のレストランフロアから10階までの階段の中ほどまで並んでいました。
入店できたのが12時過ぎでしたが、オペレーションがとてもすごく良く、ツイートしてたように娘氏(21)をおいていくことにはならずに済みました。

振り返ってみると GameDay に集中していたのもあり、私に限らずイベント中のツイートは少なめでしたね。
普段行かない土地での懇親会でしたので、交流優先で懇親会でもツイートは少なめ。

名古屋のユーザーグループ界隈でよくみるやつをリアルで見れたので感動!

世間的には競合、ライバル企業同士ということになっていますが、現場同士は仲良くやればいいと思っている派なのでこういうのは楽しい!

AWS の〇〇っていうサービスいけてないよねぇ、などの話も同じ業態だからしやすい気がする。

日付は変わって翌日。

元々、娘氏(21)も一緒に来てたのは、彼女の社員旅行で消化不良だった推し活の支援(主に車の運転)をする目的もありました。
初日は別行動、翌日は推し活のお手伝いということで岡崎観光を開始。

これは、R COFFEE STAND という東海オンエアのメンバー りょうさんプロデュースのお店に行った後、カーシェアを取りにいく途中の家康。

娘氏はマンホール巡りまでは考えていなかったようでしたが、せっかく車も借りたので、全制覇をやってみることに。

残念ながら、南公園が臨時休業中とのことで園内にあるマンホールだけ見ることができませんでしたが、メンバーのものは全て制覇。

東海オンエアのしばゆーさんのマンホールが設置されている岡崎市東公園動物園。

なんと、入館は無料。天気も良かったし小さな子ども連れの家族で賑わっていました。

ここも東海オンエアの撮影で使われたそうで聖地となっている「ゲームファンタジアン 岡崎店」

クリスマスバージョンのふわ がプライズであったので娘氏と出し合って 2,000 円投入くらいで娘氏がゲット。
旅先でミクが増えるといういい展開。

岡崎城周辺エリアに戻って岡崎公園へ。

オフィシャルショップがあるからここでグッズ買うんだ〜、と娘氏から聞いていたものの、思っていたサイズよりもはるかに大きく、東海オンエアが岡崎にとっても重要なコンテンツなのだと再認識。

その後、岡崎城に登ったり、街中に点在するメンバーの等身大パネルを巡ったり、動画企画で描かれたスプレーアートを見たりなどなどをして帰路につきました。

日曜の晩でしたがまあまあ新幹線も人が多く、疲れてたのと早く飲みたかったのと、ちょっとイキリたかったのもありグリーン車に!

(私自身も人生初のグリーン車でしたが)初めてのグリーン車に娘氏のテンションも上がっていたので、イキった甲斐があった。

無事、居酒屋新幹線も開店できて、ゆったりしながら「やっぱグリーン車いいね」とか言いながら娘氏とブルジョワ気分。

なんだかんだと最寄駅につき、粉もんの町を推している我がまちのコテのオブジェを見て帰着を実感、現実に戻る瞬間です。

以上、JAWS のイベントも、娘氏とのふたり旅も楽しんで来れた名古屋〜岡崎の旅でした。

また来ます。

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